戦国時代、甲斐の虎と呼ばれた武田信玄と、越後の龍と呼ばれた上杉謙信は、信濃の川中島で互いのプライドを懸けて対決した。中でも四度目の戦いは、信玄の本陣目掛けて謙信の単騎切り込みという戦国でもまれな戦いとなった。
音二郎一世風靡(おとじろういっせいふうび)
室井 聖太郎
明治時代、川上音二郎は独自の節回し「オッペケペー節」で時世を風刺した。その節は多くの民衆に受け入れられ、音二郎は一世を風靡した博多のヒーローとなった。妻の貞双と、フランスにおける興行で成功を収め、世界に博多の文化を発信した文化大使でもあり、その様子を表現した。
総務:下田 圭一