【福岡市博物館に山笠を展示しています】
博多の伝統と魅力を発信するため、福岡市博物館1階のグランドホールに通常の1.5倍の高さで製作された舁き山笠を展示していますので、是非博物館にお越しいただき、迫力ある山笠をご覧ください。
この山笠は、福岡・世界マスターズ水泳九州大会の期間、マリンメッセ福岡において、世界中から多くの方々がお越しになるお客様のおもてなしとして展示していた山笠です。
博多祇園山笠の起源は、仁治2年(西暦1241年)承天寺の開山「聖一国師」が、当時、博多に流行した疫病退散を祈願したことから始まったと言い伝えられており、この人形は、「聖一国師」が柄杓で疫病退散の勢い水をかけ回っている様子で、世界がコロナ前の世界に早く戻ることを祈念しています。
標題「願四海波静(ネガワクハ シカイ ナミ シズカナレ)」(博多総鎮守櫛田神社 阿部憲之介宮司)には、世界水泳にちなんだ「水」と世界の戦争がなくなるようにという安寧の願いなどが込められています。