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【舁き山笠】 大黒流
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千年契
(
センネンノチギリ
)
宗田 智幸
戦国武将達の争奪の的となり、度重なる戦火に見舞われた博多の再建・復興のための秀吉の箱崎滞在は、約一ヶ月にわたり、秀吉および石田三成、千利休など豊 臣政権の中枢部に位置する人々と博多の町衆は結びつきを深めて行った。箱崎における連歌会で秀吉が「博多町 幾千代までや つるのらん」(博多の町が何千 年(永遠)も栄えるよう)句を読むと、神屋 宗湛らはこの句を博多のものたちに申し聞かせ、必ずや実現し末代まで語り継ぎましょうと誓った。
総務
泉勝彦
本年の山笠人形は「太閤秀吉」。標題は「千年契」とし、これは秀吉が博多箱崎に滞在中に連歌会を開き、秀吉の「博多町が幾千代までつのるらん」と、博多の豪商“神屋宗湛”が「博多の者達に申し聞かせましょう」と、答えた事を人形と標題にしたものです。
又、起源七七三年と云う歴史の一翼を担う一人としてその責任の重さと、次世代の若者に継承して行く勤めを感じ、流一丸と成って山笠行事を無事奉納出来る様全力を尽くし頑張る所存です。
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