<<飾り山笠紹介 義経千本桜(ヨシツネセンボンザクラ) 室井 聖太郎 歌舞伎の三大名作の一つにかぞえられている「義経千本桜」を題材に致しました。場面は、堂山らしい華やかな桜満開の吉野山。義経が静御前に与えた鼓を静の 従者、佐藤忠信に与えたところ、化身忠信の真の姿狐の本性となり、その鼓の皮は化身忠信...
<<舁き山笠紹介 豪勇日本號之誉(ゴウユウニホンゴウノホマレ) 川崎 修一 黒田二十四騎中随一の豪傑。身の丈六尺半、容貎優れて、髭濃く頑固と伝わる。御存じ母里多兵衛友信であります。筑前今様「黒田節」でおなじみの福島正則か ら呑み取った「日本號」を手に黒田官兵衛、長政父子を筑前五十二万石の大守に押し...
<<舁き山笠紹介 趙雲子龍心如雪(チョウウンシリュウココロハユキノゴトシ) 今井 洋之 「三國志」の英雄の一人に、蜀の劉備が「彼の志操は清きこと雪の如し」と言わしめた趙雲子龍がいます 幼主阿斗を救出するため、百万の曹操軍を突破する 「長坂坡」の戦いで、幼主を胸当ての下に庇い、得意の槍を待ち、背に敵...
<<舁き山笠紹介 天下一武蔵(テンカイチムサシ) 溝口 堂央 宮本武蔵 江戸初期の剣術家。二天一流の開祖で晩年に「五輪書」を執筆する。京都の吉岡一門や巌流島(佐々木小次郎)等多数の闘いが後世に伝えられている。またすぐれた水墨画や工芸品を残している。天下無双を、追い求めた宮本武蔵の姿を製作しました。...
<<舁き山笠紹介 東風招春鏡獅子(トウフウハルヲマネクカガミジシ) 白水 英章 堂山らしく歌舞伎の演目より優美な姿の鏡獅子を題材にしました。江戸城での正月の「御鏡もち曳き」という行事の余興の出来事で、可憐な娘が踊るうちに獅子 頭を手に、勇壮な獅子となって舞い踊る場面です。一心不乱に激しく踊る鏡獅子...
<<舁き山笠紹介 降臨大黒天 (コウリンダイコクテン) 宗田 智幸 天から舞い降りてきた大黒様は民に宝を振りまいている。民にとって宝はまさしく財宝である。大黒様から見れば、この宝は欲の塊であり、我欲を捨てたところ に無限の豊かさを得ることができるができる。つまり、「どれだけ多くのもの持っているか」...