望天下哉賤ケ岳(てんかのぞむやしずがたけ)
小副川 太郎
(表)天下統一を目指した織田信長の筆頭重臣である柴田勝家。わずか二日ほどで賤ケ岳の合戦に敗れ、羽柴秀吉に敗れた不運の猛将。柴田勝家の人物評は、秀吉の敵将だったがゆえに、過小評価されてきたきらいがある。しかし、近年の研究によって、本来の姿が明らかになってきた。天正五(一五七五)年、越前一向一揆を平定した後も混乱した越前北乃庄(福井県福井市)を与えられる。信長の忠臣だった勝家は、秀吉より早く『刀狩』を実施。北国街道の拡幅、検地、御触書による安定した治世を行った。絹織物や越前和紙の振興にも尽力。福井市の発展の基礎を築いた。
サザエさん(さざえさん)
小副川 太郎
(見送り)長谷川町子先生原作「サザエさん」。温かさと楽しさ、そして平和な家族の代表のように誰からも愛され親しまれております。
総務:楢﨑 慶司