今から七百年ほど昔のこと。大応国師という禅僧が南宋で修行の末、悟りを開きました。帰国の際、峰でオオカミに追われた白うさぎを助けます。船に乗った国師は大嵐に見舞われました。うさぎが荒れ狂う海へ飛び込むと波はなぎ、平らな道に。うさぎは八大龍王となり天へ消えました。国師は姪浜に興徳寺を開きました。大応国師は、日本臨済宗の宗祖といえる高僧である。今に残る臨済禅の法脈は全て大応国師につながる。博多とのつながりは深く、博多祇園山笠の開祖・聖一国師の甥といわれる。
サザエさん(さざえさん)
小副川 太郎
長谷川町子先生原作「サザエさん」。温かさと楽しさ、そして平和な家族の代表のように誰からも愛され親しまれております。
総務:楢﨑 慶司