【飾り山笠】 千代流

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千代流
 
再開発ビル「パピヨン24」前に建つ。かつて飾り山笠も持っていた千代流の悲願がかなって平成2(1990)年に復活した。都心部からやや離れているものの、その高さ、作品の出来具合とも申し分ない。一見の価値あり。評価は高い。(博多区千代一丁目)
 


表標題

天地人(てんちじん)

人形師

川﨑修一

内容説明

戦国期義を貫いて戦い続けた武将上杉謙信
そして彼亡き後主君上杉景勝と共にその心を受け継いだ直江兼続
家康の野望に漢達が立ちあがった

 



見送り標題

筑前今様想夫恋(ちくぜんいまようそうふれん)

人形師

川﨑修一

内容説明

平家全盛の頃清盛の怒りにふれ高倉天皇との間を裂かれた美女小督は何処へか姿を隠します
天皇は名月の夜源仲国に彼女を探すように頼みます
思案の果て琴の名手彼女が弾くその音を頼りに馬を進め探します
平家物語中最も美しい場面を再現します

 

千代流 運営委員会委員長 藤本稔
昭和25年に博多祇園山笠に正式参加し、32年まで飾り山笠を建てておりました。平成2年に宿願の復活をとげ今年も皆様にご覧いただくことができます。飾り山笠建設時には千代小学校に資材を置かせて頂いたり、子供山笠の時には千代小学校の生徒達をはじめ、近隣の吉塚・東吉塚小学校の生徒達に参加して頂くなど、山笠が町と人とを結びつけるキズナになっており、地域に根ざした流だと自負しております。

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