【飾り山笠】 中洲流

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中洲流
 
中洲四丁目の中洲大通りに建つ。テーマは表が合戦絵巻もの、見送りが黄門さまであることが多い。中洲は九州一の歓楽街。周囲はクラブ、スナックなどで、夜ともなると心の解放を求める酔客でにぎわう。分かりやすさも考慮。(博多区中洲四丁目)
 


表標題

壇の浦凄絶知盛だんのうらせいぜつとももり

人形師

三宅隆

内容説明

元暦二年三月末、長門国壇の浦で源平最後の決戦が行われたが、潮流の変化を巧みに利用した源軍が義経の奇策戦法もあって勝利を納めた。平氏の総大将平知盛 は味方の敗北を見届けた後、自ら海中に没して壮烈な最期を遂げる。知盛の死は武門の鑑として謳われ、歌舞伎では大碇を差し上げて海中に没する「碇知盛」と して名優により演じられて来た。

 



見送り標題

老公救津軽銘木ろうこうつがるのめいぼくをすくう

人形師

中村信喬

内容説明

津軽藩特産の銘木ヒバが幕府の作事奉行によって横流しされているのを探索していた津軽藩材木方深田左馬之助が、旗本・御家人に襲われる。裏で糸を引いてい たのが老中柳沢吉保。津軽藩を旗本・御家人と争わせて改易に追い込み国ごとヒバを手中に収めようとの企みだった。その事を知った水戸老公が真相を暴き、津 軽藩銘木の危機を救う。


 

総務 岩﨑 純一
博多祇園山笠期間中、福博の街には300万を超える人出があると聞いております。不況の影響を受けて元気がなくなっている言われる中洲ではありますが、今 年も豪華絢爛な飾り山笠を建てます。中洲中に提灯などでにぎわいを出し、中洲のみならず福岡の街全体でたくさんのお客様に楽しんでもらえるよう励みます。

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