信為萬事本(しんはばんじのほんとなす
)
置鮎正弘
「信為萬事本」信は万事の本と為す
華厳経に「信は道の元、功徳の母たり一切諸善法を増長し、一切諸疑惑を除滅す」とあります。何事もまず信を起こす事が肝要であり、全ての事において基本となる。偽の多いこの世の中において、「信」の必要性を説かれた承天寺老師様のお考えの元、本年の標題を頂きました
総務
楢﨑尚弘
大黒流では、毎年承天寺の老師様より標題となるお言葉を頂いております。本年は、昨今偽装にまつわる事件が頻発する世相を憂い、「信」という価値観を再認 識すべきではないかという観点から「信為萬事本(しんはばんじのほんとなす)」を標題としました。「信」を表す題材として、弁慶など信義に厚い家臣を持つ 源義経の人形を据えます。