【舁き山笠】 大黒流

<<平成二十二年度バックナンバー
大黒流
 

表標題

清風万頃波せいふうばんけいのなみ

人形師

置鮎正弘

内容説明

清らかな風が通り過ぎ、見渡す限りの水面に一斉にさざ波が起こる。
※頃は広さの単位で、万頃は極めて広い
※研ぎ澄まされた清らかな徳の風が多くの人に反映されることを表す。
重盛は人工港、袖港(そでのみなと)の造営に関わり宋との貿易を活発化させた。

博多松囃子は、平清盛の子・重盛が博多の町にもたらした恩恵への謝意を示したのがはじまりとされている。
 

総務 木村信博
今年当番町を務めます「下新川端町」の水法被の背中には「袖若」の文字が入っております。これは昔「下新」の地域に袖の港(そでのみなと)と呼ばれる港が あったとする文献があり、その「袖の港の若衆」が由来です。この袖の港の造営と博多の町の発展には平清盛、重盛親子の深い関わりがあったともいわれており ます。前回「下新」が当番町を務めた時には平清盛を取り上げました。今年はその子息である重盛を題材とし、承天寺の老師様にこの標題をお考えいただきました。

広告協賛企業募集
当サイトへの広告募集博多祇園山笠公式ガイドブック・広告のお問合せ Facebook