武士向月祈命運(もののふはつきにむかいてめいうんをいのる
)
白水英章
戦国時代、中国地方に勢力を誇った尼子氏に仕えた武将の子として山中鹿之助は生を受けた。その後、毛利軍により尼子氏居城が落城した。絶望的な状況の中、 鹿之助は天にかかる三日月を仰いで尼子氏再興を誓い「願わくば我に七難八苦を与え給え」と祈願する。そして、主家への忠節を全うするため悲壮な戦いへと身 を投じた。しかし、再興の悲願は叶わなかったものの忠義を貫いた生涯は後世に語り継がれた。
総務
森任一
今年の東流は、戦国時代のあまり題材になったことのない武人を取りあげることにより、今忘れられている忠義を尽くす心がテーマです。
男祭りの元気さで、日本を応援したいと思っています。