飾り山笠は、7月1日から15日の午前0時頃まで福博の町、13ヶ所で公開される。
櫛田神社に向いた面を「表」とし、その後方を「見送り」と呼ぶ。
それぞれ 博多人形師による絢爛豪華な人形が飾られ、「表」には武者物、「見送り」には童話やテレビアニメが題材になることが多い。
以前は高さが16メートルあった山笠を舁いていたが、明治時代に電気の普及による電線の敷設のために実際に動く「舁き山笠」と展示用の「飾り山笠」に 分化した。
現在の「飾り山笠」は10数メートル前後の高さである。
現在は上川端通の飾り山笠のみが「走る飾り山笠」として追い山笠馴らしや追い山笠で「櫛田入り」を奉納している。