仙台守護独眼竜(せんだいのしゅごどくがんりゅう)
中村 信喬
永禄十年(一五六七年)出羽国米沢城で生まれた伊達政宗、幼名は梵天丸。文禄二年(一五九三年)秀吉の文禄の役に従軍。上洛の道中において巷間の噂となるほど戦装束は絢爛豪勢であり 「伊達者」呼ばれるようになある。
関ヶ原の合戦において家康に従い上杉景勝を討伐し白石城を奪還した。東軍に属する政宗は最上氏よりの救援要請を受け湯河原城を攻略、数々の軍攻により六十二万石となる。晩年はもっぱら 鎖国の開発に力を入れ、運河・北上川開拓、国土の繁栄に尽くした。
今、正に博多の地から東北の守護の正宗公の舁山を作り、復興の力と成ることを願っております。