<<平成二十六年度バックナンバー 再茲歌舞伎花轢(マタココニカブキノハナダシ) 置鮎 琢磨 江戸山王祭を題材とした所作事。手古舞の鳶に若い芸者がからむ粋で華やかな振付けが特色で、『お祭』の通称を持つ。大向うからの「待ってましたっ!」という声に「待っていたとはありがてえ」と返す場面が見せ場の一つ。 ...
<<平成二十六年度バックナンバー 黒田決戦石垣原(くろだけっせんいしがきばる) 置鮎 正弘 九州における関ヶ原合戦ともいえる石垣原合戦 黒田官兵衛孝高(如水)は家督を長政に譲り九州・豊前国中津城にて隠居していたが、上方で関ヶ原合戦が行われようとする報を受けるやただちに挙兵し、九州平定に動きだし、ま...
<<平成二十六年度バックナンバー 朱槍一竿傾而候(シュソウイッカンカブイテソウロウ) 亀田 均 戦国時代末の武将・前田慶次(慶次郎)。合戦となれば名馬・松風にまたがり、朱色の大槍で敵方を屠る一方、和歌や茶の湯などもたしなみ、しかも豊臣秀吉も 一目おいた傾きぶりであったという。前田家を出奔し、滞在し...
<<平成二十六年度バックナンバー 開祖誉発展進行(カイソホマレハッテンシンコウ) 置鮎 琢磨 博多祇園山笠振興会創立六十周年を記念して、承天寺の開祖であり山笠の起源と云われる聖一国師を題材に取り上げました。人形は施餓鬼棚に乗って祈祷水を撒き、疫病を退散した場面と、わらじを履いて山を舁いていた時代の...
<<平成二十六年度バックナンバー 藤太百足退治勇(トウタムカデタイジノイサオシ) 中村 信喬 平安中期の武将・藤原秀郷こと俵藤太といえば百足退治で有名です。舞台は近江国の瀬田川にかかる瀬田の唐橋。三上山を七回り半もする大百足が毎晩ここに現れ、人々を困らせていたのを武勇の誉れ高い俵藤太が龍神一族に頼...