<<飾り山笠紹介 御伽話かぐや姫(おとぎばなしかぐやひめ) 白水 英章 現存する日本最古の物語といわれる「竹取物語」は今もなお大変親しまれている昔話です。雅な天上界の女性への憧れと畏れを描いた物語を豪華絢爛に表現しました。光り輝くかぐや姫の姿は、世の中を明るく照らす標として輝き続け、後世に受け継がれていきます...
<<飾り山笠紹介 鏑矢一箭 抜 日輪(かぶらやいっせんにちりんをぬく) 小島 慎二 元暦(げんりゃく)二年(一一八五年)二月、源(みなもと) 義経(よしつね)は、四国屋島に陣をしいていた平家を背後から攻めたて、慌てた平家は船で海上に逃(のが)れ、陸(おか)の源氏と対陣することになります。夕暮れになった頃両軍が...
<<飾り山笠紹介 大江山酒呑童子(おおえやまのしゅてんどうじ) 中村 信喬 時は平安。丹波国大江山に酒呑童子という鬼が住んでいました。あちこちに出没し、京の都から金銀財宝や美しい貴族の姫君をさらっていました。帝に討伐を命じられた源頼光は、四天王と呼ばれた渡辺綱、坂田金時らを従えて大江山へ。鬼の館に山伏として潜...
<<飾り山笠紹介 日本振袖始(にほんふりそではじめ) 生野 四郎 「日本振袖始」は、古事記・日本書紀に記された出雲の八岐大蛇(やまたのおろち)伝説をもとに近松門左衛門が書き上げた演目です。 出雲国の山奥に八つの頭をもつ大蛇・八岐大蛇が住みついていた。村人はその祟りを恐れ、生贄として毎年一人ずつの美しい娘を差し...
<<飾り山笠紹介 武門之棟梁清盛(ぶもんのとうりょうきよもり) 小副川 太郎 平清盛は、平安後期に最初の武家政権を築いた英傑である「保元の乱」で戦功を挙げ、大宰府政庁長官級の官位を得て、博多を掌中のものとする。清盛は博多商人を通じた日宋貿易を押し進め、財力。や権威は飛躍的に高まった。京での騒乱は続き、「平治の...
<<飾り山笠紹介 黒田鍋島天神大普請(くろだなべしまてんじんびっぐばん) 置鮎 正弘 慶長年間、黒田(くろだ)長政(ながまさ)が福岡城を普請(ふしん)(工事)した際、関ケ原で西軍についた鍋島(なべしま)家を黒田長政が徳川(とくがわ)家康(いえやす)に執り成して東軍につかせたことに感謝し、肥前佐賀藩の藩祖である...
<<飾り山笠紹介 八俣遠呂智(やまたのおろち) 中野 親一 高天原(たかまがはら)を追放された素戔嗚尊(すさのおのみこと)は出雲の国で一人の娘と父、母が泣いているのを見つけました。泣いている理由を尋ねると「8つの頭と8本の尾を持つ八俣遠呂智という怪物が毎年一人ずつ娘を食べに来るのです。今年は最後の娘である櫛名...
<<飾り山笠紹介 刀伊入寇隆家勲(といにゅうこうたかいえのいさおし) 川﨑 修一 約千年前の平安時代一○一九年、大陸で刀伊と呼ばれた女真族が海賊となって九州・博多に攻め寄せた。藤原道長によって大宰権帥に左遷されていた甥の藤原隆家は、公卿では珍しい「さがな者」と呼ばれた武闘派で、隆家自ら九州武士団を率いて熾烈な...
<<飾り山笠紹介 商都博多偉人伝(しょうとはかたいじんでん) 田中 勇 商都博多の基礎を築いた中世博多の三大商人、「博多三傑」(島井宗室、神屋宗湛、大賀宗九)を取り上げます。近年の博多商圏の発展に照らして、「まちづくり」の先達としてその功績を改めて振り返るとともに、今年の干支の「辰」を配し、益々の商都の発展・...
<<飾り山笠紹介 美破鷹之誉(びば たかのほまれ) 中野 浩 美とは、目標に挑み続ける情熱。 美とは、真摯に努力する姿勢。 美とは、期待を背負う覚悟。 輝くピースが一つに集まり、勝利の光へ突き進む。どんな高い壁も打ち破っていこう! 武魁神剣誉(ぶのさきがけしんけんのほまれ) 川﨑 修一 天照大神の弟・須佐之男...
<<飾り山笠紹介 真田十勇士(さなだじゅうゆうし) 中野 親一 大坂の役において、徳川家康を覆いに悩ませた西軍の武将真田幸村、そしてこの勇将を支えた伝説の十人の家臣たちのの物語。 愛と勇気のアンパンマン(あいとゆうきの あんぱんまん) 中野 浩 ー 総務:中野 賢二
<<飾り山笠紹介 不惜身命真田幸村公(ふしゃくしんみょうさなだゆきむらこう) 田中 勇 一六一四年の大坂冬の陣で豊臣方から参戦した真田幸村は出城(真田丸)を築き、敵方徳川軍勢の多くを撃退し大活躍をする。これに脅威を感じた徳川家康は寝返りを促すが、幸村はこれを拒み再び、大坂夏の陣で徳川軍と相まみえ、家康を自害寸...