<<飾り山笠紹介 挙旗筑紫武王門(つくしのぶおうのもんにはたをあぐる) 置鮎 正弘懐良親王は建武の新政をおこなった後醍醐天皇の皇子で、南北朝の動乱期にあって九州に派遣され、北朝方との戦を制して太宰府に「征西将軍府」を樹立し、明の初代皇帝太祖に施設を派遣し「日本国王」の称号を得るなど、室町時代に独自...
<<飾り山笠紹介 神武東征誉(じんむとうせいのほまれ) 田中 勇 日本神話において初代天皇カムヤマトイワレビコ(神武天皇)が日向を発ち多大な試練と苦難を経て大和を征服。橿原宮で即位するまでを記した物語である。 三人形(みつにんぎょう) 田中 勇 歌舞伎舞踊の中で江戸吉原仲の町を丹前武士、円前奴、傾...
<<舁き山笠紹介 道一筋不謁二君(みちはひとすじ にくんにまみえず) 西川直樹 立花宗茂は、大友氏の重臣筑前国太宰府岩屋城主、高橋紹運の長子として生まれる。同重臣であった香椎立花山城主、立花道雪に請われ、道雪の娘を妻にし、立花家に婿入りする。天正十四年、九州制覇を目論んでいた薩摩の島津氏が、宗茂が...
<<舁き山笠紹介 神武中洲志(じんむちゅうしゅうをこころざす) 溝口 堂央 初代天皇である神武天皇は、大業を広め天下を統治するために日向から世界の中心地 中洲を目指し東へ旅立ちます。幾多の試練や苦難を乗り越えついに大和を平定し中洲(橿原(かしはら))の地に宮殿を建設し日本を建国致しました。この場面...
<<舁き山笠紹介 度胸千両散如花(どきょうせんりょうちるははなのごとし) 白水 英章 意味 覚悟を決め、事に臨む様には、まるで散る前の花のような美しさがある。平安時代の大盗賊として名を残す熊坂長範(くまさかちょうはん)は、六尺八寸の長刀を振るう豪傑で七歳にして初めての盗みを働いて以来、一度も不覚を...
<<舁き山笠紹介 一片好風光 (いっぺんのこうふうこう) 西山 陽一 ここにあるもの全てが素晴らしい。倒幕派、佐幕派どちらも国を憂い、活動した。どちらが正しいとか、勝ち負け、好き嫌いなど偏った見方をしない。「陰陽不倒処」 陰・陽など相対的な世界を突き抜けることだ。突き抜けると、そこは絶対の世界が光...
<<舁き山笠紹介 武藏坊辯慶(むさしぼうべんけい) 中村 弘峰 平安末期、紀伊の国出身と言われているが、多くのことが謎に包まれている豪傑、武蔵坊弁慶。標題は、江戸期に多く描かれた浮世絵に着想を得ているため、旧字表記とした。弁慶は京で千本の太刀を奪おうと悲願を立てる。弁慶は道行く人を襲い、通りかかっ...
<<舁き山笠紹介 福德圓滿譽(ふくとくえんまんのほまれ) 人形司 武平 七福神の中でも恵比須様は、大黒天とともに材福を授ける福の神ですが、櫛田神社境内にある夫婦恵比須神社は男神・女神の夫婦神として奉祀され夫婦でお参りすると、夫婦円満のご加護があるとされています。これは他に全く例を見ないお社で、今日...
十数か町(旧町)を束ねた組織の呼称。 今では博多祇園山笠や博多松囃子といったお祭りで耳にするだけであるが、江戸時代を通して日常生活に密着した自治組織だった。現在の校区自治連合会に相当するといえるのではないか。 大陸貿易で栄えた博多は戦国時代、せめぎ合う大名、豪族の争奪の場となり、兵火に遭って焼け野原と化した...