本年(令和3年)は中洲流・千代流の飾り山笠は立ちません。※飾り山笠は7月14日までの公開になります。 飾り山笠は、7月1日から15日の午前0時まで福博の町、14ヶ所で公開される。 櫛田神社に向いた面を「表」とし、その裏側を「見送り」と呼ぶ。 それぞれ 博多人形師による絢爛豪華な人形が飾られ、「表」には武者物、...
飾り山笠は、7月1日から15日の午前0時まで福博の町、14ヶ所で公開される。 櫛田神社に向いた面を「表」とし、その裏側を「見送り」と呼ぶ。 それぞれ 博多人形師による絢爛豪華な人形が飾られ、「表」には武者物、「見送り」には童話やテレビアニメが題材になることが多い。 以前は高さが15、6メートルあった山笠を舁...
<<飾り山笠紹介 雄姿剣洗川(ゆうしけんをあらうかわ) 三宅 隆正平十四年(千三百五十九年)八月七日大保原(小郡市)で武家方の小式頼尚に勝利した官方の菊池武光は、南に敗走する敵を追って山隈原まで進出した。この方面で戦っていた小式方の大友勢も菊池勢の側面からの攻撃に敗れた。武光は更に小川を渡り(菊...
<<飾り山笠紹介 源平合戦武将誉(げんぺいかっせん ぶしょうのほまれ) 白水 英章 俗に言う「源平合戦」は治承・寿永の乱(じしょう・じゅえいのらん)とも呼ばれ、平安時代末期の治承四年(1180 年)から元歴二年(1185年)にかけての六年間にわたる大きな内乱で、平氏政権の崩壊から源頼朝を中心とした鎌倉幕府の樹...
<<飾り山笠紹介 延寿万歳景雲興(えんじゅばんざいけいうんおこる) 川崎 修一 平成天皇が退位、今上陛下が即位され、平成から令和に改元されためでたき年に、一番山笠千代流は華に囲まれ、宮中で即位の時に舞われる。舞楽を人形として表現、新しき世の大平を願います。 時今也桔梗旗挙(ときはいまききょうのはた...
<<飾り山笠紹介 神話海幸彦と山幸彦(しんわうみさちひことやまさちひこ) 川崎 修一火照命《ほでりのみこと》(海幸彦)と火遠理命《ほおりのみこと》(山幸彦)の二人の兄弟神は、それぞれ海と山で獲物をとって暮らしていました。ある日、弟の火遠理命が兄の火照命に「互いの狩りをする道具を換えてみよう」と求め...
<<飾り山笠紹介 決闘巌流島(けっとうがんりゅうじま) 中野 親一 慶長十七年、宮本武蔵は細川忠興公に巌流小次郎との勝負を願い出舟島で勝負することになった。試合当日、武蔵は舟の艫を貰い削り木刀を作った。待たされた小次郎は憤然として「汝、後レタリ」と、言い、三尺の刀を抜き鞘を水中に投げ捨てた。武蔵は...
<<飾り山笠紹介 勧進帳(かんじんちょう) 置鮎 琢磨御存じ「歌舞伎十八番」の一つ。兄頼朝の怒りを買い、山伏に姿を変え奥州平泉へと落延びていく源義経と家来の武蔵坊弁慶一行。道中、安宅の関で立ちはだかる関守富樫左衛門。主従の思いは、敵味方を超えて心を衝き動かす。 令月風和桜報恩(れいげつかぜやわらぎ...
<<飾り山笠紹介 合戦川中島(かっせんかわなかじま) 白水 英章 日本の戦国時代に甲斐国(現在の山梨県)の戦国大名である武田信玄と越後国(現在の新潟県)の戦国大名である上杉謙信との間で北信濃の支配権を巡って行われた数々の戦いをいう。天文22(1553)年頃から永禄7(64)年頃までの戦い。 ラグビ...
<<飾り山笠紹介 令和玄海飛躍鷹(れいわげんかいひやくたか) 置鮎 琢磨 新時代のホークスはすごかばいペナント旗の奪取優勝に向かってダッシュ!若鷹のダッシュ!ヤフオクドームで翼をひろげる玄海鷹。たのむばい令和元年の日本一ダッシュ!、ダッシュ!日本一パレードばまっとうけんね。 真田勇戦誉(さなだゆう...
<<飾り山笠紹介 勇婦の誉れ(ゆうふのほまれ) 中野 親一 1184年1月宇治川の戦いにおいて、木曽義仲は七千の兵で六万の頼朝軍に挑んだ、奮戦むなしく、最後の五騎となったその中に義仲の婦である巴御膳がいた。最後まで同道を望んだ巴御膳であったが、義仲に促され東国へと落ち延びた。義仲はその後、華々しく...
<<飾り山笠紹介 安曇磯良丸伝説(あずみのいそらまるでんせつ) 中村 信喬 玄海灘に漕ぎ出そうとする神功皇后でしたが海は大荒れです。そこで志賀海神社の祭神だった安曇磯良丸を呼び出し波を鎮めよと命じます。磯良丸は金色の亀に乗り千珠、満珠の珠を手に海を鎮めます。海神である磯良丸は古事記にもあるように、...
<<飾り山笠紹介 大化の改新 乙巳の変(たいかのかいしん いっしのへん) 生野 四郎 飛鳥時代の孝徳天皇2年(大化2年、西暦646年)に発布された改新の詔(かいしんのみことのり)に基づく政治的改革。この政治改革は、皇極天皇4年6月12日(西暦645年7月10日)、蘇我入鹿を討ち、翌日、権勢を誇って...
<<飾り山笠紹介 神話稲羽之素菟(しんわいなばのしろうさぎ) 亀田 均 八上比賣に求婚するため稲羽(因幡)に向かう八十神(兄たち)について、荷物を入れた袋を背負って大国主命が海辺を歩いていると、丸裸の菟が倒れていました。兎は鮫を騙して海に並ばせ。淤岐(隠岐)島から海岸まで渡ろうとしたが、渡り切る直...