<<平成二十四年度バックナンバー 八犬伝孝信之絆(はっけんでんこうしんのきずな) 田中 比呂志 「八犬伝」とは正しくは「南総里見八犬伝」と云い、江戸時代の文豪曲亭馬琴が著した長編小説です。戦国時代の房総里見氏の歴史を題材にして、「勧善懲悪」「因果応報」を主題とした物語です。 歌舞伎でも「芳流閣の場...
<<平成二十四年度バックナンバー 東北乃雄独眼竜(とうほくのゆうどくがんりゅう) 置鮎 琢磨 東北乃雄独眼竜 豊臣秀吉により旧仙台藩領を与えられた伊達政宗は、新田開発・河川改修に着手し北上川・迫川・鳴瀬川・阿武隈川などが年中氾濫し、流域の多くは未開墾の原野だったものを有数の米所に開拓した。 正宗は...
<<平成二十四年度バックナンバー 神武東征傳(じんむとうせいでん) 中村 信喬 太安万侶が「古事記」を筆録し、天皇に献上してから千三百年の節目を迎えたことをとらえ、神武天皇が国を治めるための適地を求めて日向国高千穂から東方に 向かう姿を描く。「文化発祥の地」・九州の若者たちが郷土の歴史や文化に自信...
<<平成二十四年度バックナンバー ホテルニューオータニ博多前の広場に建つ。再開発ビルのテナントなどが資金を出し合って運営している。一丁目地区にはかつて南流があったものの、一時中断。昭和54(1979)年から「渡辺通一丁目」の名で復活。(中央区渡辺通一丁目) 曾我の夜討(そがのようち) 中野 親一 ...
<<平成二十四年度バックナンバー 躍進不動翔若鷹(やくしんふどうとぶわかたか) 置鮎 琢磨 この飾り山は、みんなのソフトバンクホークスがファンと共に新戦力の活躍を信じ、若鷹の上昇(常勝)を応援しています。日本一のパレードを何回も、見たかばい! 合戦賤ヶ岳(かっせんしずがたけ) 三宅 隆 天正十年(...
<<平成二十四年度バックナンバー 六波羅合戦(ろくはらのかっせん) 生野四郎 保元の乱の後、藤原信西が後白河天皇(後、上皇)の側近として政治の実権を握っていたが、藤原信頼と源義朝ら反信西派は、平治元年十二月、平清盛が熊野参詣に赴いた隙をついて、院の御所三条殿を襲撃する。 急いで京都に戻った清盛は、...
<<平成二十四年度バックナンバー 飛燕五条橋(ひえんごじょうばし) 置鮎 琢磨 有名な源義経と武蔵坊弁慶の出会いの場面。京の都で道行く人から太刀を奪って恐れられていた弁慶はある夜、五条大橋で牛若丸と出会う。牛若丸は、ひらりひらりと弁慶の大薙刀を交わし、敵わぬと見た弁慶はついに降参し家来となることを...
<<平成二十四年度バックナンバー 源平えびらの梅(げんぺいえびらのうめ) 中野 親一 「八犬伝」とは正しくは「南総里見八犬伝」と云い、江戸時代の文豪曲亭馬琴が著した長編小説です。戦国時代の房総里見氏の歴史を題材にして、「勧善懲悪」「因果応報」を主題とした物語です。 歌舞伎でも「芳流閣の場」は見せ場...
<<平成二十四年度バックナンバー 天下決戦壇ノ浦(てんかのけっせんだんのうら) 置鮎正弘 木曽義仲に京都を追われた平家一門は西へ西へと逃れ、一の谷、屋島と敗走。平知盛は関門海峡に浮かぶ彦島に背水の陣をしきました。平知盛は門司の田野浦に 船団を集め、源義経の陣は満珠・干珠島に船団を集めました。 「吾...
<<平成二十四年度バックナンバー 不動隻眼立奥州(ふどうのせきがんおうしゅうにたつ) 亀田 均 伊達家十七代となる政宗は、永禄十年、輝宗の嫡嗣として米沢城に生まれた。若き日の政宗は戦国の大名らしく荒々しかった。この山笠は十九歳の隻眼(独眼) の政宗が畠山吉継軍内に拉致された父親がいるにもかかわらず...
<<平成二十四年度バックナンバー 大刀一閃巴武勇(だいとういっせんともえのぶゆう) 田中 比呂志 寿永三年(一一八四年)宇治川の戦いで敗れ、都を追われた木曽の義仲は、己の運命の行く先を覚り、今井四郎兼平と共に最後の合戦に臨んだ。義仲の軍隊三百 余騎は甲斐の一条次郎の軍隊六千余騎の中に突進し、四方八...
<<平成二十三年度バックナンバー 怪童金太郎(かいどうきんたろう) 川崎修一 平安時代の武将、源頼光の四天王の一人、坂田公時は子供時代金太郎と呼ばれていました。相模の足柄山に住み、熊や猿や兎達と仲良く遊び、逞しく大きくなっ て行きました。普通は怪童と云いますが敢えて快童とし、これからの日本、みんな...