<<飾り山笠紹介 真田日本一之兵(サナダヒノモトイチノツハモノ) 川崎 修一 大阪冬の陣で真田丸を駆使して徳川軍を悩ませた真田信繁だが和平の後、大阪城を丸腰にされた。 半年後の夏の陣では徳川家康一人を目掛けて真田軍は総攻撃をかけ家康に死をも覚悟させるまでに追い詰める。 蘭陵王(ランリョウオウ) 川...
<<飾り山笠紹介 智略真田勇戦誉(チリャクサナダユウセンノホマレ) 三宅 隆 関ヶ原合戦の後、政治の主導権を握った徳川家康は慶長八年(1603年)江戸に幕府を開いて諸大名を従え、豊臣氏にも臣下の礼を尽くす事を迫った。秀頼の生母淀君らはこれに強く反発。大阪城に武器、弾薬、食料を蓄え多くの牢人を集め...
<<飾り山笠紹介 京都五條橋之上(キョウノゴジョウノハシノウエ) 亀田 均 平安時代末期、京では武蔵坊弁慶という荒法師が夜な夜な五条大橋に現れ、道行く人の刀を奪い取り恐れられていました。 弁慶は奪った刀を『千本集める』との悲願を立て、今夜がその千本目。 弁慶が大橋の真ん中で待ち構えていると、澄んだ...
<<飾り山笠紹介 熱男翔若鷹(アツオトブワカタカ) 置鮎 琢磨 今年のホークスは投打そろってバリバリ日本一ばい。 十七番山笠も監督をはじめ若鷹熱男の選手たちが秋のシーズン最後に、優勝のチャンピオン旗ば博多に持って帰ってくるとば信じトウバイ。 何べん見てもよかあ。 九州男児の武田投手、今宮内野手。『...
<<飾り山笠紹介 決闘巌流島(ケットウガンリュウジマ) 中野 親一 慶長十七年(1612年)四月十三日、細川家に仕え、小倉に道場を開いていた、佐々木小次郎に武芸者宮本武蔵が決闘を挑んだ。細川家長岡佐渡の仲介により下関の東に浮かぶ舟島に場所が設定された。当日わざと遅れてきた武蔵が小次郎を破った。巌流...
<<飾り山笠紹介 大坂冬の陣(オオサカフユノジン) 中村 信喬 真田信繁(幸村)は大胆不敵な軍略と勇猛果敢さで衰運の豊臣家を支えた名将として知られ、今年のNHK大河ドラマ『真田丸』の主人公でもあります。慶長十九年(1614年)徳川家康は大軍で豊臣家が籠城する大坂城を攻めます(冬の陣)。信繁は城外に...
<<飾り山笠紹介 戦国桶狭間(センゴクオケハザマ) 生野 四郎 桶狭間の戦いは、永禄3年(1560)5月19日(太陽暦の6月12日)、尾張の領主:織田信長が、駿河・遠江・三河の領主:今川義元の十倍に余る大軍を打ち破り、近世という時代の幕を開けた日本史上特筆すべき戦いです。今川義元は、2万5千余の兵...
<<飾り山笠紹介 須佐之男切大蛇(スサノヲオロチヲキル) 亀田 均 日本神話の中でも有名な『八岐大蛇退治』の一場面。 須佐之男命は天から追放され、出雲国に降り立った。そこで泣いている老夫、老女娘に出会う。 わけを聞くと、『私たちは八人の娘がいたが、一つの胴体に八つの頭と尾のある大蛇に毎年、一人ずつ...
<<飾り山笠紹介 決戦川中島(ケッセンカワナカジマ) 置鮎 正弘 古戦場として名高い川中島は長野県長野市の犀川と千曲川が出会う肥沃な低地帯にあり、甲斐を治める武田信玄(武田晴信)と越後の上杉謙信(上杉景虎)が北信濃の支配権を巡り、五度雌雄を争う戦いがおこなわれました。 時は戦国時代永禄四年(156...
<<飾り山笠紹介 日本一の兵(ヒノモトイチノツワモノ) 中野 親一 真田丸は、1614年(慶長十九年)の大阪冬の陣において、豊臣方の真田信繁が大阪城平野口の南に構築した出丸である。平野口西南部は大阪城の最弱部であり、平坦な地形で堀も狭い。信繁は、出丸を築くことで、敵の注意を引きつけ、弱点を隠したの...
<<飾り山笠紹介 春興鏡獅子(シュンキョウカガミジシ) 置鮎 琢磨 大奥の鏡開きで舞を披露する御小姓の弥生。祭壇の手獅子を取って舞いはじめる。 すると、手にした獅子頭は飛び交う蝶に誘われ、弥生を引きずったまま消え去る。 やがて勇壮な獅子の精があらわれ、豪放に毛を振りたてて舞い狂った。 蜂侍天下無双...
<<飾り山笠紹介 猛将幸村夏之陣(モウショウユキムラナツノジン) 生野 四郎 『真田幸村』(左衛門佐信繁)(さなだ・ゆきむら<さえもんのすけのぶしげ>1568~1616) 戦国時代、信濃北部を支配した真田昌幸の次男。父・昌幸は表裏比興の者と呼ばれながらも、近隣の大名、豪族から智謀・知略に優れた勇将...
<<飾り山笠紹介 西遊記(サイユウキ) 田中 比呂志 孫悟空・猪八戒・沙悟浄の三人の弟子を引き連れた髙僧 三蔵法師が妖怪変化の襲撃を切り抜け、幾多の苦難の果て、ついに天竺にたどり着き、所期の目的である取経に成功し、唐の都に帰還する。 本朝廿四孝(ホンチョウニジュウシコウ) 田中 勇 上杉、武田両家...
<<舁き山笠紹介 鐵心肝 (テッシンカン) 置鮎 正弘 修行者が死をも畏れず、悟りを妨げる煩悩などの様々な障害を勇敢に打ち破り、精進して悟りに向かう志の固さをいう。 阿含経には『一人敵万人(いちにんばんにんにあたる)』とある。 『道を爲すとは、譬えば一人と万人と戦うが如し。鎧を掛けて門を出で、意或...
<<舁き山笠紹介 福之神招来(フクノカミショウライ) 中村 信喬 大蔵流狂言の一つ『福の神』。毎年福の神の社に参拝している二人の男が今年も参拝し豆まきを始めると、どこからとも無く福の神が現われ酒を所望する。 酒を奉げると、福の神は喜び、二人を豊かにしてやると言い、歌って踊り始める。 『富貴になる心...